大野市 若生子坂にある「裸半兵衛の墓」と「日月の墓」を探せ!

 

どうもこんにちは。

今回は、死を覚悟しています。

 

なぜなら、こんな季節(12月1日)に人もいないであろう林道を登り、下手したら歩かなければならないからです。しかも、山の中なのに目的地のある場所が明確にわからない。

それでも行きたいところがあるのです。

 

それが

「裸半兵衛の墓」

「日月の墓」

の伝説の地です。

 

 

森山地区。

この道の先にあるはず・・・。

とにかく、できるだけ車で登ってしまいたいのでがんばってくれ車。

 

 


 

途中小屋みたいなところまでは順調に舗装された道を進むが・・・。

小屋を過ぎた瞬間・・・、道がガッタガタに・・・!

 

「お、おい・・・。本当に行けるのかよ・・・。」

「草が!枯れてからっからになった草が、車にキィィィー!!って擦れていく・・・!」

 

途中、舗装された箇所があり、

「やった。なんだちゃんと舗装してあるじゃん!」

と次の瞬間。

ガッッ!ドゴォン!

 

と、段差に・・・。

10メートル程度で舗装が終わりました。

 

↑×10回近く繰り返す。

(相変わらず、「キィーキィー」いう。)車よ・・・。

 

ていうか、本当に道あっているのだろうか・・・。道は狭いし、イメージと違った。それに、ぜんぜん目印らしい物が何もないぞ・・・。

二本松の説明板があるはずなのだが・・・。

 

写真とる暇もないです。


 

そうなんだかんだで、

一応、中間地点(のはず)の目印その1「二本松」へ到着。

本当に良かった。

(だがここからが本当の戦いの始まりなのです・・・。)

左から上がってきて、右の登りへこれから参るのですが・・・。

 

 

ここでちょっと休憩・・・。

二本松の看板でも見ながら・・・、持参のビスケットを頂こう。

 

昔、四国八十八か所巡礼に行った人の墓に松を植えたのが、二本松の由来なのですか。(もっと詳しく書いてあるけど)

 

 

さて、行くか。

 

 

 


 

さっきよりも過酷な道。

 

空も淀んでいる・・・。

 

 

大きな段差をゆっくりと通り、

道に転がる石や木を手でどかし、

狭いタイトコーナーを慎重に切り返して進み、

砂利や泥でのスリップを脱出し、

謎の分岐に迷い、

 

 

大野盆地の眺めや良し。

 


 

 

そして、

目印その2、道をふさぐ木。

この道で間違いないようだな・・・。

 

といえども、これより先は車では行けないので、

歩きになる・・・!

 

 

こわいよ~。

だって、まだ12月に入ったばっか(当時12月1日)だからクマさんいるかもしれないし、登山コースでもないから人はいないだろうし、ましてやこんな季節に人いないでしょう。

 

だが行く。

 

 

鈴もつけている。

落ちていた木の棒も持ってゆく。

この棒を持っているだけで強くなれた気がする・・・。

 

だが、いざ本物を見るとその強気はことごとく消え去ったのだった・・・。

 

 


崖にいた。

いや、確実ではないが、あれはそのはず。

最初は、見間違いだと思った。杉の木の枝や瓦礫が積もって、もっこりしているのだと。顔のように見えるのも、自分の心の問題だと・・・。

 

しかし、歩いて角度を変えても、顔のようなものは変わらず、こちらの正面を向いていた。

不自然なのだ。胴体のような部分は角度が変わるのに、顔のような部分はいくら歩いても角度が変わらない。

 

私は、その動物のようなものに見えない位置、道の端ぎりぎりを歩いて通った。

 

「写真なんて撮れるわけないのです。あんな状況で。」

顔は細かった。もし動物だとしたら、鹿か熊だと思う。

 

 

ゾクゾクするわ♥


 

 

そんなこんなで、一本道を進んで行ったら、

見つけたぞ!目印その3。

はじめての本物の目印。

 

分岐点なんだな・・・。

よーし、矢印の方向へ行くぞ!

またいきなり分岐ですか!

今度は目印がない・・・。

マジでわからないのです・・・。が、「若生子坂の峠」にあるはずだから、右の登る道へ行こう。(本当にわかってない。)

 

本当に大丈夫か。

 

おい!本当に大丈夫か!?

 

合っているかわからない道、本当にこの先に目的地があるのかもわからない道をずっと歩いてゆく・・・。(道なの?)

 

 

分岐だ。

右はコンクリートが顔を出している。見た感じ下っている。

そうなれば、左の道だ。(もはや勘)

 

 

また!?

右めっちゃ下ってるしぃぃぃーーーーー、、、、

んんんんんん左ぃー!!

 

 

 

 

 

 

おっ?

おおっ!!

 

きたあぁぁぁぁぁーー!!

やりましたわ!!

こんなんで来れるもんなんですね!!

 

んじゃ、カメラ出してと・・・。

やっとこれましたよ・・・。

 

伝説「裸半兵衛の墓」

 むかし裸半兵衛という飛脚がいた。殿様のたいせつな手紙を持って若生子へ出かけたが、途中で手紙を落としてしまった。半兵衛は殿様の怒りにふれ、首だけ出して土中に埋められ、通行人が竹のこぎりで1引きずつひいて殺された。半兵衛の魂は手紙をさがして夜になると、若生子の坂をさまよった。村人は「夜の夜中に若生子の坂で裸半兵衛が火をともす」と歌い、若生子坂の途中に墓をたてた。

越前若狭の伝説

 

やばい話ですね・・・。

こちらの説明板にも同様の内容でした。

ていうことは・・・、本当に・・・・。

 

 

ですが私は野生動物に怯えて、思いにふける余裕はありませんでした。

とりあえず挨拶して。

 

墓の建っている場所は、もっこりしていて古墳みたいな感じでした。

林道と墓の間に深い溝がありました。そこが若生子坂かな?それとも墓の右にある溝?

わかりません。

 

とにかく「裸半兵衛の墓」達成。

 

 

 

 

では、どうしますかね・・・。

もう一つの「日月の墓」・・・。

わかっていることは、「若生子坂の南にある」ということだけで、ほぼ情報ゼロです。

 

 

・・・。

 

よし、帰ろう。

もう無理だ。現存するかどうかも怪しい。

 

クマさんが100パーセントでないというのなら、いくらでも探しますよ。ここから先の道でも今までの分岐の道でも。

でもね。怖いの。

帰る。

 

ん?ちょっと待てよ。

 

 

道覚えてるか・・・?

 

 

 

 

 

 


 

ふ、ふひひひ。

なんとか車のところまで戻ってきたぜぇ・・・。

 

これでクマさんに襲われて死ぬ心配はなくなったわけだが・・・。

この、林道を下るとなると・・・。

 

転落事故が怖い。

 

砂利に落ち葉に瓦礫に泥。

テンション上げていくわよ!

  

 

 

 

 

 

 

 

 


 

そしてこの後、なんとか帰れたのでした。

おしまい。

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