大野市 南六呂師の伝説「女郎岩」

伝説、それはロマンなのです。

今回もある伝説を求めて参りました。

 

その名も・・・、

女郎岩

です。

その伝説が伝わるのは、南六呂師集落です。

じゃいきましょうね。

 

この六呂師、大きい岩があちこちにあるのですよね。

 

岩に関する言い伝えも多く、「女郎岩」もその一つと思われます。

 

場所は大体の見当はついているのですが、明確にはわかりません。

「女郎岩」と案内があるかもわからないですし。

 

とりあえず、どなたか集落で見かけたら聞いてみるしかないですね。

 

集落の住宅街に、大きな岩がありました。

階段まで掘られている。これかな?とも思いましたが、何も書いていないし、人もいないのでわからないです。

何か神聖なものとして扱われていたらまずいので、私は上りませんでした。

 


そんな感じで探し回っていると、家の前で掃除をしてらっしゃる方がおられたので、その方に女郎岩のことを尋ねました。

 

そこにあります、とのことです。

なんと・・・、その方の家の敷地内にあるのでした。

 

伝説「女郎岩」

 女郎岩という地籍に同名の大岩がある。周囲四十二メートル、高さ十一メートル、頂上の平らな処は三十平方メートルある。むかしこの岩の中に女神がおり、機を織っていて、そのおさの音が聞こえた。今は松村利一氏の庭園の一部になっている。

『越前若狭の伝説』

 

※上記にもある通り、個人宅の敷地内になりますので、無断の出入りは絶対にしてはいけません。

 

今回、快く見学させてくださいました。しかも、もの凄く親切に案内してくださいました。

その方のお母様も来てくださって、説明もしてくださいました。

本当にありがとうございました。

 

 

敷地内から撮らせていただいたものです。

階段がありますね。

「昔は草も刈っていて、こんなに茂っていなくて、岩の上に登って遊んだりもしました。」

といいます。

 

中には、女郎岩のことを聞きつけた、マニアの方が見学に来て、この階段を軽快に駆け上がって上まで行ってたこともあるらしいです。

しかし、家の方の話では、

「滑ったり岩から落ちていまったりして怪我をしたら大変なので、あまり上ることはお勧めしません。」

とのことでした。

 

家の人にとっても迷惑になってしまいますからね。私は上りませんでした。

 

 

この「女郎岩」、敷地の外からも見ることができます。

もうむき出しですね。

こっちから見ると、想像以上に大きかったです。

 

「杉の木でわからないですけど、ずっと奥まであるんです。」

とおっしゃっていました。

 

伝説にもあった通り、ここら辺の土地の「字(あざ)」の名前にもなっているんです。

実はそれで大体の場所の見当がついたんですよね。

 

(卅二)女郎岩。同名の大岩、周百四十一尺、高三十、八尺頂上平坦面十坪餘。傳説、昔この岩中に女神ありて機を織り給ひ、筬音聞えたりと。(松村利一庭園展望所)『福井縣大野郡阪谷五箇村誌』

越前若狭の伝説は↑の『福井縣大野郡阪谷五箇村誌』からの参考でした。

 

この家の方の説明の中にも、

「昔は岩に耳をかざすと、機を織る音が聞こえたとかいいましたけど・・・。」

といいます。

 

昔は、本当にいらっしゃったのかもですね。

いいですね。すきです。

 


 

はい、というわけで「女郎岩」でした。

無事見つけることができてうれしいです。

この家の人も親切で本当にありがたかったです。

 

では、記録終了。

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